わが子を「天才」ととらえるのか「障害児」ととらえるのか。
こんばんは、にしじままゆみです。
5月上旬に、息子氏の
ギフテッド&アスペルガーの診断が確定してから、
学校には、報告に行き、
市役所の福祉課と教育委員会には、質問と相談に行きました。
正直なところ、公立の中学校って、組織体制が特殊なんですよね。
一応、学校は、市の教育委員会の組織の中に
位置づけされているんだけど、学校長がいますでしょ?
大枠で見たときに、教育委員会という1つの組織に、
トップが2人がいる状態なんですね。
で、どちらの方に、権限があるのかというと
公立の学校教育においては、
学校長の権限が、非常に大きいのです。
現場のことは、学校長に一任されている、と捉えると
わかりやすいかも。
それは、学校長の采配が、すべてであることを意味します。
教育委員会にも、立ち入れない部分ってのが、
存在するんじゃないか、と
そんな風に思うのは、わたしが、ヘソ曲がりだから?笑。
それはともかく、学校とやりとりするだけでなく、
教育委員会にも行ってこよう!と思ったわけです。
率直な感想としては、行ってきてよかった!です。
担当してくださったのが、数年前まで
息子氏の中学校の教壇に立っていた、先生でした。
なので、先生方のことはもちろん、
学校の様子についても、よくよくご存知でした。
話が早いって、助かります。(*´ω`*)
残念ながら、提案されたサポートについては
息子氏には、合わないものでした。
突出した能力、凸を伸ばすものでは、なかったので。
ですが、高校進学のことも含め
知らなかった情報をいただけたことは、ありがたかったです。
「学校と教育委員会は、別物です。
なにかありましたら、電話してきてくださいね。^^」と
言ってくださったのも、とても心強い!
市役所の福祉課では、やはり、アスペルガーに焦点が当たりました。
「障害児」として、どうか。の話。
療育手帳を申請して、受諾されれば、福祉サービスは受けられる。
けれども、知能が高いから、まず無理。
もし、申請するならば、
これも、確実に通るとは限らない。とのことでした。
「どのようなサービスを受けたいか?によって
申請するか、しないか、決めてください。」
受けたいサービスがないので、お礼をして、退席。
ネット上では、わからないことを
直接、聞きに行ってみて、
丁寧に対応していただけたことは、とてもよかったです。
あくまでも、わが家のケースですが、
わたしが、息子氏のことを、「天才」ととらえるのか
「障害児」ととらえるのかによって、
行くべき場所、集まってくる情報の
質が大きく変わるということが、よくわかりました。
「天才」だと思っていたから、
異才発掘プロジェクトを見つけたわけですし
圧倒的大多数の他人と違うから「障害」ならば、
福祉の話になるわけで。
両方の要素があるということは、それだけ取捨選択を
慎重、かつ、大胆にする必要が、あるのかもしれません。
そのような息子氏に選ばれて
母にしてもらったのですから、ひるまず進みますよ。
たしかに、わたしたちの住んでいる市は、財政難だし
きめ細かなサポートを望むのは、難しい。
でも、行政の人たちは、わたしたちのために
できることをしようと、知恵を絞ってくれました。
その気持ち、とてもありがたかったです。
わたしが創っている作品たち
直感でピン!ときたもの重視の方は、こちら。
(ワイヤーアート作品一覧)
WEBショップ→http://bigiotteria-dell-angelo.com/
じっくり見たい!説明も知りたい!慎重派の方は、こちら。
(1点ずつ、作品をご紹介中)
ブログ→http://ameblo.jp/beautiful-rainbows/