ギフテッド(2E)と高機能自閉症スペクトラム
こんばんは、にしじままゆみです。
今日は、中学2年生の、わが息子氏の話。
彼は、2E(Twice exceptional 2重に例外的な)タイプの
ギフテッドチャイルドです。
アスペルガー傾向の強い子。
というか、典型的な「アスペちゃん」だそうです。
ギフテッドやアスペルガーについては、
こちらの記事がわかりやすいので
読んでみていただければ。
これ、つい先日、診断名がつきました。
特に、アスペルガーって
もっと幼いうちに判明するものだと思っていたから、
「中学生になってから、判明することもあるんだなぁ~」というのが
率直な感想。
小規模な小学校から、小規模な中学校
(とはいえ、学年の人数は、5倍になっている)に
進学してからのことなので、
子どもにとって、環境の変化というのは
潜在的に抱えているナニかを、浮き彫りにさせる
きっかけになるものなんだと、あらためて思います。
それから、ギフテッドというと
もんのすごい天才、英才のイメージがあるかもですが、
それは、数%のハイリーな方々。
わが息子氏は、能力や発達の凸凹が
常人の「それ」を、はるかに振りきっている
2E(Twice exceptional 2重に例外的な)タイプです。
学校の勉強は、国語が苦手だけど
あとは、なんでもできるんですね。
といっても、上位ではあったけれど
学年1位ではないです。競争欲がないんで。
彼には「自分の知識欲を満たしたい!」という欲求はあるけど、
「誰かと点数を競うために、勉強する!」ということは
わたしが知り得る限り、したことがないです。
わたしとしては、他の追随を許さないくらい
ぶっちぎりに突出した能力が、1つでもあるならば
「天才!!マジで、天才!!
そこに絡めて
できることを増やせば、
食いっぱぐれることはない!!」
とか思っちゃうので、発達障害という表現が
いまいち、ピン!とこなかったりします。
たとえば、息子氏の凸凹っぷりは
どんなもんかというと、
知能検査 WISC (ウィスク)Ⅳと心理検査によれば
ある分野においては、
平均IQ120~130といわれている
東大生のIQよりも、上回っています。
視覚情報、聴覚言語情報を正確に理解し、
体系化して、概念として把握することに長けている。
物事を推論したり、仮説を立てて検証したり、
そういうのも超絶得意。頭の回転が速い。
一方で、ある分野においては、
同年代の子どもたちの平均IQ100と比しても、
えらい残念な感じだったり。
とにかく、字を書くのが遅い。orz
頭の回転が、めっちゃ速いのに
手の動きがまったく追いついていかない!
いや、小学校6年間かけて
書字障害の疑いから、
努力を積み重ねてきてのことなのです。
これは、もう
「頑張れば、どうにかなる」の領域にあらず。
こんな感じで、能力や発達の凸凹が大きいのです。
得意な分野と苦手な分野のIQの差が
±15を超えてくると、
日常生活における困りごとが
強く出てくるといわれているのですが
息子氏のIQ差、なんと50!(゚Д゚;)
「日本は、とかく
『みんなと同じであることが素晴らしい』という
風潮があります。
義務教育では、同調圧力も強いですし。
このタイプの子にとっては、中学校が、1番キツいですね。
高校になれば、人の興味がバラけていくので
だいぶ楽になると思いますよ。^^」と、おっしゃるドクター。
今年度は、周囲のペースに翻弄される状況を避けて
息子氏のペースを大事にしながら過ごすことに。
勉強は、ホームスクーリング中心で、
身体の調子が良いとき、かつ、
出たいものがあるときに、学校に顔を出す。
勝負するなら、受験に絡む
中学校3年生の1年間!
と、期間を決めることにしました。
本当に、良き理解者に恵まれたと思うわ~。
そして、病院と同時進行で通っている
東洋医学の治療家さんにも、多大な感謝を。
おかげさまで、甲状腺ホルモンの異常は解消され、
心電図も正常。
運動制限が解除されたので、一安心です!^^
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